STRUCTURE 安心の構造

KAJIMA DEVELOPMENT
創業より180年、設計・施工「鹿島建設」の免震ツインタワー。

2023年3月撮影

建物基礎部分に先進の「免震構造」を採用

積層ゴムなどの免震装置により建物全体を地盤から分離することで揺れを抑える「免震構造」が採用されています。地震時に建物の変形を軽減するほか家具の転倒や配管の損傷による被害を抑えることで住まいと暮らしを守ります。

解放感を高める「ダブルチューブ構法」

柱・梁の突出が少なく家具レイアウトがしやすくなるダブルチューブ構法が採用されています。
建物中心に大型の吹抜空間を設けられており採光・通風が豊かです。

約2.6mのゆとりある天井高を実現

タワーの開放的な眺めと、ゆとりある空間のために天井高は約2.6m(最上階は約2.75m)あります。主開口部には高さ約2.17mのハイサッシを採用されています。

全周バルコニーで解放感と安全性に配慮

住まいの開放感を高めるために、建物をぐるりと取り巻くようにバルコニーが設置されています。災害時の避難動線となるように配慮した設計です。

売主・設計・施工が鹿島建設という安心。
住まいとして快適性・安全性を徹底追及

拡底杭と支持地盤

地質調査により支持層(相模層群)を確認した上で、先端を円錐状に広げ、住まいを支える力を高めた拡底杭を採用されています。拡底アースドリル工法により現場にて直接、最大直径3.6m(※設計径)の拡底杭を強固な支持地盤に構築しました。

二重床・二重天井

住戸内の配線や配管を二重床・二重天井の空間内に敷設することで、メンテナンスや将来のリフォームをしやすい設計となっています。

耐久性の高井超高強度コンクリート

建物本体の構造体コンクリート強度は30N/㎟以上、最大70N/㎟を設計基準強度となっています。

複層ガラス(一部Low-Eガラス)

全居室の窓に複層ガラスが採用されています。断熱性を高めることで冷暖房効果を上げ結露の発生も抑えます。
※一部の角住戸はコーナーサッシがLow-Eガラスとなります。

コンセント&スイッチ位置

居室や廊下のコンセントは、差込時や引き抜き時負担を軽減するため、床から約45cmの高さに設置されています。また、スイッチはお子様や車イスでの生活に配慮し、約110cmの高さに設置されています。

フラットフロアの安心設計

つまづきによる事故を未然に防ぐため、キッチンや洗面室はもちろん、浴室の床段差も解消したフラットフロア設計を採用されています。お子様からご高齢者まで、すべての方にやさしい仕様です。
※玄関の上框を除きます。

二重構造の壁

石膏ボードで二重にした壁にコンセント・配線・配管等を取付。壁内部に埋め込まないためメンテナス性・更新性が向上しています。

設計住宅性能評価を取得済

国土交通大臣の登録を受けた住宅性能評価機関より設計性能評価・建設性能評価を取得済です。

CASBEEかながわ

建築物の環境性能を5段階で表示。〈グレーシアタワーズ海老名〉は2つのタワーどちらにおいてもAランクとなりました。
鹿島建設の創業者である棟梁・鹿島岩吉が江戸中橋正木町に店を構えたのは、一八四〇(天保十一)年。時代は徳川家慶の治世。幕末に向けて異国船が訪れ始めた頃でした。そして世は開国、文明開化へ。横浜に進出した鹿島は外国人居留地の商館建築を請け負い、明治維新後には政府発注の洋風建築を数多く手掛け、それはやがて鉄道・ダム・発電所などの大規模な土木事業へと拡がっていきます。鹿島建設の転換期となったのは、戦後のビル建設ブームでした。一九四九(昭和二十四)年、業界に先駆けて建設技術研究所を開設。そして一九六八(昭和四十三)年、地震大国日本では当時不可能といわれた超高層ビル「霞が関ビル」を完成させます。“土木の鹿島”から“超高層の鹿島”へ。鹿島建設は、その後も地震対策技術・施工技術を磨き上げ、名だたる超高層建物を世に送り出してきました。そして今、その進化の一つの到達点として〈グレーシアタワーズ海老名〉が建築されました。
[鹿島建設の歩み]
■1840年(天保11年)江戸中橋正木町で創業。
■1860年(万延元年)横浜に英一番館 アメリカ一番館を建築 洋風建築の先駆に。
■1880年(明治13年)鹿島組創立。鉄道請負に進出。
■1909年(明治42年)ダム、発電所の工事に進出。
■1957年(昭和32年)日本初の原子炉、日本原子力研究所第一号原子炉完成。
■1968年(昭和43年)霞が関ビル完成。
■1974年(昭和49年)新宿副都心に新宿住友ビル KDDIビル 新宿三井ビル完成。
■1978年(昭和53年)サンシャイン60完成。
■1984年(昭和59年)国技館完成。
■1986年(昭和61年)アークヒルズ完成。
■1988年(昭和63年)青函トンネル、本州四国連絡橋完成。
■1994年(平成6年)新宿パークタワー、恵比寿ガーデンプレイス完成。
■1996年(平成8年)フジテレビ本社ビル・ニッポン放送本社ビル完成。
■1997年(平成9年)東京湾アクアライン貫通。
■2003年(平成15年)汐留メディアタワー、六本木ヒルズ森タワー完成。
■2005年(平成17年)秋葉原ダイビル、日本橋三井タワー完成。
■2007年(平成19年)グラントウキョウ ノースタワー・サウスタワー完成。
■2012年(平成24年)JR東日本東京駅丸の内駅舎保存・復原工事完成。
■2017年(平成29年)グレーシアタワーズ海老名着工。

鹿島岩吉創業当時の様子
(想像図)

横浜居留地 英一番館
1860年完成

秋葉原クロスフィールド
2006年完成

赤坂Kタワー
2012年完成

Architecture

鹿島建設 横浜支店 建築設計部 建築設計グループ グループ長 廣松 太
「新しい街をリードするツインタワーを創造」
これから育ちつつある新しい街の中、“ららぽーと”や駅間地区と共に形成される群造形の最も先頭に位置するツインタワーとして、将来にわたり親しまれる存在を目指しました。暮らしを取りまく環境を心地よい空間とするため建築の設計にとどまらず、ランドスケープ・アートデザイン・ライティングデザイン・インテリアデザイナーと協議を重ね多様でクオリティの高い住空間を創造します。
鹿島建設 横浜支店 建築設計部 構造設計グループ 副部長 丸山 東
「”鹿島建設の免震"という安心感を暮らす皆様に。」
鹿島建設では1980年代から実験棟や振動台で机上ではない実際の揺れを計測し、設計のバックボーンとしてきました。また、杭を考慮した地震波評価手法を他社に先駆けて確立。それもまた本件の構造設計に活かされています。さらに「2017年4月から超高層建築物について長周期地震動の検討が義務付けられましたが、本件ではそれに先駆けて検証を行いました」と丸山氏。何よりも暮らす方の為に。その精神が住まいの安全・安心を実現します。

売主い名を連ねる鹿島建設が設計・施工を担当する信頼の一貫体制。

施工例
リコーテクノロジーセンター

施工例
勝どきザ・タワー

施工例
東京駅八重洲口開発プロジェクト

1840年(天保11年)の創業から180年の実績と技術。建設事業を通じて日本の産業・経済に貢献し続けてきた鹿島建設が〈グレーシアタワーズ海老名〉の売主・設計・施工も担当しました。先進技術と進取の精神で、住まいに安心と快適を描き出しました。

※上記の内容は分譲当時のパンフレット内容を基に掲載しております。掲載している画像、素材などの情報は分譲当時、竣工時に作成、撮影したものとなり実際とは異なる場合がございます。